パニールを作ってみました♪ [おもしろインド生活]
インドで一番好きな食材は パニール というチーズです。
ほんとに パニールってすごーくおいしい。
カレーに入れたり、トマトや玉葱と一緒に炒めたり、そのまま焼いたりしてよく食べました。
カッテージチーズと訳されていますが、そんなにぼそぼそしてなくて、
どちらかといえばモッツァレラチーズに似ています。
大好きなのに日本ではどこで売ってるのやら。
ちょうど無農薬レモンをいただいたので、自分で作ってみることにしました。
材料は、牛乳500ml、レモン汁10cc。
焦げないようにへらでゆっくりとかきまぜながら、
強火で温めます。
なおもかきまぜながら2~3分煮ます。
ざるにはリードペーパータオルを二枚重ねて敷いておきます。
お鍋の中身をざるにあけます。
上に重しを置いて水分(乳清)が自然に下に落ちるのを待ちます。
30分ほどたったら、チーズを取り出して出来上がり♪
思ったより簡単でした。でもちっちゃい。
さてお味のほうは。
もう~最高です♪
牛乳の香りとおいしさをぎゅーっと濃縮したような味わいなんですよ~。
初めてだったので500mlにしましたが、次回はたくさん作ろうっと。
ヒマラヤの岩塩も入れてみようかな。
(もっとクリーミーにするには、牛乳の一部を生クリームにするそうです。)
おまけ
まだ温かい乳清を飲んでみました。
ヨーグルトみたいにさっぱりしてるけどちょっぴりクリーミーでほんのり甘い。
想像してたのよりずっとおいしいです。
それよりこれで顔洗ったらお肌がつるつるになりそう!
で実際に洗ってみたら、ほんとにしっとりでした。
乳清風呂に入りたいっ!
ゴア その11 最終話 [おもしろインド生活]
予想外に楽しかったゴアですが
今日はもうデリーに戻らないと。
イケメンの ドアボーイくん に見送られて、ホテルを後にしました。
帰りのフライトは SpiceJet という会社の飛行機です。
スパイス なんて、いかにもインドらしい名前!
KINGFISHERに比べるとチケットはかなり安めなので
食事のサービスはなく、
欲しい人は機内でお金を払っておべんとうや飲み物を買います。
私は空港で待ってる間に、じゃがいものスナックを二種類も食べてしまったので
残念ながらパスしてしまいましたけど。
なんだかよくわかりませんが
おいしそう。
アルコールはなしです。
飛行機から見る空は飽きることがありません。
雲の上はいつも晴れているのです。
今回の小旅行も無事終了。
何事もなく行ってこれたことに感謝です。
夜、デリーの街に出てみたら、
花屋さんがすごいことになっていました。
きょうは2月14日。
バレンタインデー だったんですね。
ゴア その10 びっくりイブニングクルーズ [おもしろインド生活]
ゴアめぐりもいよいよ終わりに近づき
今日(2月13日のことです)の〆は
マンドゥビー河の河口付近を一周する イブニング・クルーズ!です。
夕方六時頃に船着場に着いて
しばらく並んで、ようやく乗船です。
二階にあがると、みんな我先によい席をとっています。
そして定刻を15分ぐらい遅れての出発。
ゆーっくり、ゆーっくり進んでいきます。
船から見るパナジの街もまた格別。
だんだん日も傾いてきて、なんかいいムードだわ~。
と思っていたら
いきなり MUSICすたーと!
つづいて、司会者風のおにいさん(おじさん?)が登場です。
それから生バンドやら、歌って踊るお姉さんやら、芸人さんやら
どれも素人っぽいいろんな出し物があって
最後はディスコタイムになって
お客さんも次々と前のほうへ。
椅子席はがら空きになり、ステージ上はすし詰め状態。
大人も子供も楽しそうに踊りまくってます。
一方、せっかく船に乗ったのだから景色を見ないでどうするとばかりに
デッキの端によりかかってカメラをかまえてるひとや、
並んで写真を撮ってもらってるカップルもいます。
海に向かって広がった河口付近までくると、
薄暗い中にポルトガル統治時代の古い教会や城塞がみえてきました。
歴史の重みを感じるたたずまいです。
暗くてうまく撮れてません
出発してから一時間ほどで
町内の夏祭りみたいなにぎやかクルーズも終盤を迎え
船着場のあかりが見えてきました。
船を下りてからドライバーさんとの約束の場所に戻りましたが、
例によってまだ来てなくて
駐車場といってもただの原っぱだし、暗いし……
いろいろあったけど、
すばらしいものをみたり、めずらしい体験もできて
密度の濃い、楽しい一日でした。
カーニバルといいクルーズといい
やっぱり、インド人はみんな 歌って踊るのが大好き!
とりわけゴアの人たちは おもいきり ラテン系 だったのでした。
次回はいよいよゴア最終回です
ゴア その9 パナジの色々 [おもしろインド生活]
メインストリートをはずれて細い路地を行くと
ポルトガル風の瓦屋根のある古い家々が残っていました。
インドとポルトガル、古いものと新しいもの
パナジは、様々なものが入り混じった不思議な街です。
ゴア その8 パナジ教会 [おもしろインド生活]
久しぶりのインド日記です。
初めて訪問してくださった方は、さかのぼって、まずこちらからごらんください。
パナジに戻って、いきなり遭遇したカーニバルのパレードに見とれてたのですが、
ここに来た目的のひとつは パナジ教会 を見ることでした。
急がないと夕方になってしまいます。
ドライバーさんに教わったとおりに坂をずーっと上って
暑くて暑くて、ひぃーひぃーぜーぜーしながらも
ようやく町の中心に出ました。
ここは一転して、ヨーロッパの街角?と思うような町並みです。
そしてその真ん中に
おおー。 出ました白亜の殿堂。 パナジ教会!
青い空によく映えて、椰子の木も似合ってます。
階段はお姫様が登場しそうなバルコニー付!
オールドゴアで見た教会とは趣きを異にしていますが、
やはりポルトガル統治時代に建てられた教会です。
中に入ってみましょう。
窓が大きいせいか、内部も明るいです。
入り口で 「シャンデリアがすばらしいからよくみてください」 といわれましたが
ひとつひとつに模様が彫られたアンティークな シャンデリア はほんとに素敵。
キラキラしすぎないところが実にいいです。
古い教会といっても、重々しい感じはなく、
やわらかーい光があふれています。
シャンデリアの輝きにうっとりしながら外に出ると
階段の踊り場から、パナジの街並が見下ろせるではありませんか。
まるでジオラマみたい!
ゴア その7 カーニバルに遭遇 [おもしろインド生活]
スパイスガーデンを後にして、ゴアの州都パナジへ戻ると
「今日は特別混んでるから、ここからは歩きで観光して」
と車からおろされてしまいました。
へー、今日は何か特別な日なんだ。
船着場の近くの沿道にたくさんの人が集まっていますよ。
おまわりさんもあちらこちらに出ています。
いったい何があるんでしょう。
近寄って人垣をかき分けかき分け、間からのぞいてみると
やって来ましたよ。すごいのが。
次から次へと。
それも みゅーじっくは サンバ。サンバですっ!
こんなのとか
こんなのとか
みんなウキウキで 楽しそう!
ここはインドじゃなかったの?
もう完全にリオのカーニバルのノリ!
Viva la Carnival!
ゴア その6 スパイスガーデン [おもしろインド生活]
あきれるぐらい、あまりに久しぶりなので、
「ゴア その5」 を読んでから、この記事をご覧ください。
なにしろ四ヶ月前のおはなしですから。
シュリー・シャンタドゥルガー寺院を見て、やれやれと駐車場に戻ると、
もうそろそろランチタイムです。
どこかでご飯食べたい。
すかさず、くだんの調子ばかりよいドライバーが、
「スパイスガーデンに行きましょう。ここでランチもできるし」 とすすめてきます。
たぶんお決まりの観光コースでしょ といやーな予感がしたけど、
ほかに行くあてもないので、
なぜか「熱川バナナワニ園」を思い浮かべながら、15分ほどのドライブで到着。
わたしたちはチケット売り場でお金を払い、ドライバーにいちゃんは顔パス。やっぱりねー。
チケットはその場でメモ用紙に 手書き ですから。ますます胡散臭い。
沼地の上にかかる橋を渡って、トロピカルなかんじのハウスへ。
首にお花のレイをかけてもらい、ハーブのウェルカムドリンクをいただき
さあご飯だっ と思ったのもつかの間
テキパキしたおねえさんが出てきて、「まずスパイスツアーへご案内します」 ですって。
ヨーロッパ人やインド人に混じって、結局ぞろぞろとスパイスガーデン見学です。
ブラックペッパーやグリーンペッパー、ナツメグ、クローブ、シナモン、ターメリックなど、
香辛料やハーブが育っているところを実際に見られて、思いのほか楽しめました。
カシューナッツにはびっくり。こんなかたちで収穫されるって知らなかった。
しかもこれから強いお酒もできるとか。
ランチはまずくはないという程度でしたが
ザルにバナナの葉を敷いたお皿がトロピカルムードを盛り上げてます。
インドといってもまた違う雰囲気を味わえてよかったです。
なにしろガイドブックにはのってない場所でしたしね。
観光用のゾウさんが悲しげです。
インドみやげ その1 これは何? [おもしろインド生活]
ミラーワークとパッチワークがとても美しいです。
生地は涼しげに透けてて
これからの蒸し暑い季節にぴったり。
バザールで、木の枝からつりさげて売ってました。
ふだん住宅街でも、小さいのを5個ぐらい並べて、ちょうちんみたいに家の軒先や門に飾ってあるのをときどき見ました。
私が買ったのは長さ2mぐらいの。
この半分の長さのがほしいといったら、
これを短くたたんで自分で縫えばいいからと、ねだんも半分にしてくれました。
(結局縫わないでそのまま使ってます。おじさんごめんなさい。)
友達に 「えー ほんとに買うのー」 といわれ、
なんていう名前かきいてくるの忘れた。
ゴア その5 マンゲーシュ寺院 じゃなかったー [おもしろインド生活]
オールド・ゴアから南東へ向かいます。
車で20分ほどでポンダという町?村?にはいり、
さらに少し走って、
めざす シュリー・マンゲーシュ寺院 に着きました。
車をおりて、参道をずーっと歩きます。
ヒンズー教といっても、さすがゴア
インド国内のほかのお寺と違って、ポルトガルの建築様式の影響を受けているそうです。
塔の後ろにある本殿は三角屋根です。
これは日本の山車みたいなもの。 やはりお祭りに使うんでしょうか。
お寺を出て、駐車場へむかう途中に、小さな学校がありました。
こちらもおしゃれな建物です。
あとで地図をよく見たら、ここはシュリー・マンゲーシュ寺院ではなくて
シュリー・シャンタドゥルガー というお寺でした。
ドライバーさんは知ってたのか知らなかったのか。
どちらもヒンズー教の寺院ですが、ポルトガル建築の影響をうけています。
そして、シュリー・マンゲーシュのご本尊はシヴァで、
シュリー・シャンタドゥルガーのほうは、シヴァの奥さんのドゥルガーを祀っています。
寺院は、ポルトガル軍によって本尊が破壊されないよう、ゴアの中心部から移築されたそうです。