Merry Christmas! [暮らし]
東方からはるばるやって来た三人の博士たちは
星に導かれて、飼葉桶の中に眠るイエズス様に会うことができました。
かれらは礼拝し、大事な宝物である「金」と「乳香」と「没薬(もつやく)」とを贈りました。
毎年このくだりを聞きながら
小学生の私は異国の地へ果てしなく思いをめぐらせました。
東方ってどこなんだろう?宝物の「乳香」って何?「没薬」って何?
キリストの誕生よりそっちのほうが気になって仕方ありませんでした。
あれから、ん十年もの歳月が流れ、
世の中が便利になって、世界はせまくなり、
あれほどあこがれ続けていた 「乳香と没薬」 が
今では通販で簡単に買えちゃうのです。
エッセンシャルオイルやアロマオイルにもなっています。
うー ポチッとしてしまおうか…
世界中のたくさんのひとたちが、穏やかなクリスマスを迎えられますように。
そして、みなさま よいクリスマスをお迎えください。
ゆず湯 [暮らし]
今日は冬至だというのに
ただ今(夜七時)の外気温13℃なり~。
手ぬぐいで作った布袋に柚子を入れて湯船にうかべました。
からだが温まる柚子湯は
寒さが身にしみる季節には何よりうれしいですね。
いい香りは疲れを癒してくれるし
お肌もすべすべに。
でも、なんだか今晩は拍子抜けです。
お味噌づくり その3 [暮らし]
お味噌づくりいよいよ最終日です。
ふっくら大きくなっていますよ。
この巨大圧力釜でお豆を煮ます。
ここで、大豆を温めるために
上からホースでお湯をかけます。
このお湯は流してしまい
新たにお釜の半分の高さまでお湯を入れます。
でも締めすぎると、開けるときにたいへんなことに!
ガスに点火して
圧力を上げていきます。
上がりすぎないよう、気圧計をときどきチェックして
ガスの火力を調節します。
煮大豆ができあがるまで、蒸らしも含めて一時間ぐらいかかるので、
この間に、「器具の消毒」、「麹の塩切り」、「ミンチ機の消毒と組み立て」などをします。
熱湯消毒します。
さあ米麹を見てみましょう。
うれしい!きれいに出来てますねー。
香りが部屋の外までただよっています。
(8㎏のうち、最後のふり塩分500gを除いておく)
米麹に混ぜ込んでいきます。
お豆を煮て、蒸らし終わったら
蒸気を出して空気圧を下げていきます。
舌でつぶれるぐらいやわらかく、
このままたくさん食べたいですが、
バットにあけてよく冷まします。
少しづつ丸めてミンチ機にかけます。
ちょうどハンバーグの種ぐらいのかたさですね。
今度は樽につめていきます。
上からぎゅうぎゅう押し付けます。
表面をらにしてから、ふり塩の溝をつけます。
樽のうちがわにたたきつけるようにします。
お塩がついているとカビないのです。
仕込みはここまでで 終了!
あとは蓋をして持ち帰り、
表面にぴったりとラップを敷いてから
糠袋 を載せました。
空気が入るとお味噌がかびてしまうので、これも大事な作業です。
半年ぐらいでおいしいお味噌が食べられますよ。
まちどおしいです。
糠袋の作り方
円形の布を二枚用意し、少し残して周りをぐるっと縫って布袋をつくります。
その中に炒り糠に塩を混ぜた物を詰めて、クッションのように口を閉じつけます。
おまけ
朝九時開始で、
仕込みも後片付けもお掃除も、ぜーんぶ終わったら
もう二時をまわっていました。
お昼抜きでがんばったので、みんなで持ち寄ったおやつのおいしかったこと。
Sさんは台湾の電気ポット持参で、 「貴妃」など三種の中国茶をいれてくれました。
疲れがふーっと癒されました。
いいメンバーの中にいれていただき、三日間とても楽しく過ぎ
お味噌の仕込みも無事終わりました。
みなさんありがとうございました!
お味噌づくり その2 [暮らし]
今日も良いお天気!
朝九時前には公民館に到着して、部屋に入ると
わぁっ 麹の香り がただよってます。
麹菌、ちゃんと働いてくれてるみたい。
まず明日使う大豆の下準備をします。
15キロの大豆を7,5キロずつに分けてポリバケツに入れます。
これをよく水洗いして
さあ、本日のメイン 「麹の切り返し」をしましょう。
布ごと持ち上げて、昨日麹菌をまぶしたお米を取り出します。
おっ、なんかいいかんじ。
片手で布袋の縁をしっかり持って
空いた手で、お米を底からひっくり返すようにしてほぐします。
昨日より全体に白くなっています。
お米にうまく麹菌がついたようで、さらさらとすぐほぐれます。
温かくて、甘酒のような香りがして……
この中に顔をつっこんだら、お肌がすべすべになりそうだなー。
全体が均一にほぐれたら、また製麹機に戻して
ヒーターとファンの温度設定を確認。
そしてもう一回、夕方に第二回目の切り返しをします。
ほら、白く変化してきてるでしょう。お米にしっかりと菌糸をのばしている証拠です。
お米をまた製麹機に戻し、ヒーターとファンの温度設定をします。
夜の間も麹菌はせっせと働き続け、お米は米麹へと変わります。
明日は最終日。 大豆を煮て、出来上がった米麹を混ぜて……。
お味噌づくり その1 [暮らし]
毎日毎日暑い暑いといってたのがうそのよう。
怠け者しかいない我が家もついにストーブ出しました。
そして今年も お味噌作り の季節がやってきました。
浅羽の公民館に、毎年気の合ったメンバーが集まって、
楽しくて面白くて、ちょっぴりたいへんだけど「出来上がりは最高!」な
お味噌作りをしています。
では今日の手順を。
ざるにあけて水切りします。
大量のお味噌をつくるので、
こんなタイムマシンみたいな大鍋やロボットみたいな圧力釜を使うんですよ。
何もかも大きくて、最初は一々驚いてました。
火をつけるのもたいへん。
よく洗ってセットします。
蒸し布をかけ、
洗ったお米を二段にわけて入れます。
その上に、麹(こうじ)づくりに使う布類を重ねます。
こうすると布の殺菌消毒も一緒にできてしまうのです。
一番上に蓋布をかぶせ
点火します。
湯気が上がってから60分蒸します。
下には温度を一定に保つヒーターが入ってます。
タイマーが鳴ったら
蒸しあがったお米をちょっとつまんでひねり、モチモチとしていたらOKです。
さあ、これから麹菌をつけますよ。
台の上にさっき一緒に蒸した敷布を敷いて、蒸しあがったお米を広げ手早く冷まします。
温度が高いと麹菌が死んじゃうのです。
まんべんなく混ぜ込みます。
ボウルに取ったお米も合わせ、揉み込むようにして全体をさらによく混ぜ合わせます。
麹菌が混ざると
べたべたしていたお米は さらさらになり、
さわっている手もいつの間にかすべすべになっています。
麹を付け終わったお米を入れます。
さあ、明日が楽しみ!
米麹づくり は味噌作りの行程中、一番わくわくする作業です。
麹菌くん がんばって!
(次に続く…)
おまけ
もう15年ぐらい味噌作りを研究されていて
今もなお改良を続けているTさんの指導ではじめた味噌作りですが
このお味噌を食べたらもうやみつき。
麹をこよなく愛するTさんのレシピはすごいですっ!
めがねホルダー [暮らし]
しばらく何も切っていない日が続いている。
逗子に行ってる間に庭の草もさらに伸びてる。
やらなければいけない家事や雑用は山ほどある。
なのに、一日ビーズで遊んでしまった。
さて今日は……。
帰省 [暮らし]
江ノ島の向こうに見える富士山。
静岡で見るのとはまた違いますねー。
台湾を思い出してしまう 夜の逗子マリーナ
帰省ラッシュが始まる前に
夫の実家のある逗子に行ってきました。
おなかの出たおじさんが、サーフボードを自転車の横にひっかけて海岸沿いを走っていました。
近くに住んでる人でしょうか。かっこつけてないところがいいですね。
海岸は若者でいっぱいですが、
昔ながらの逗子の商店街は、年々お年寄り率がUPしています。
日本中の大移動が終わって
日常の生活が戻ってきました。
皆様はどんな夏休みでしたか?
(もちろんこれからというかたも、今月は無理というかたもありますよね。)
それにしても
立秋を過ぎたのに、暑いです。
明日もまた猛暑。
体感温度はインドより暑いかも。
梅の土用干し [暮らし]
暑い、暑い、暑ーい
と毎日叫んでますが
この猛暑も晴天つづきも、実はありがたいのですよー。
これがないと 梅干 ができないんですもの。
六月に漬けた梅を
せっせと大ーきなザル(直径54cmもあった)に並べて、
赤紫蘇の葉も一緒に
おひさまに当てましょう!
殺菌はもちろん
水分が適当にとんで、太陽の恵みを受けて、おいしさUP
その上、日に当たると赤みが増すので、見た目もUP!
いいこと尽くめです。
表面が乾いたら、ひとつずつひっくり返して、
三日ぐらい干すと、
奥深い味わいの梅干しの 出来上がり~。
梅を取り出したあとの梅酢も
瓶ごと日光消毒してとっておきます。
むかしのひとの智恵はすごいなー。