お味噌づくり その3 [暮らし]
お味噌づくりいよいよ最終日です。
ふっくら大きくなっていますよ。
この巨大圧力釜でお豆を煮ます。
ここで、大豆を温めるために
上からホースでお湯をかけます。
このお湯は流してしまい
新たにお釜の半分の高さまでお湯を入れます。
でも締めすぎると、開けるときにたいへんなことに!
ガスに点火して
圧力を上げていきます。
上がりすぎないよう、気圧計をときどきチェックして
ガスの火力を調節します。
煮大豆ができあがるまで、蒸らしも含めて一時間ぐらいかかるので、
この間に、「器具の消毒」、「麹の塩切り」、「ミンチ機の消毒と組み立て」などをします。
熱湯消毒します。
さあ米麹を見てみましょう。
うれしい!きれいに出来てますねー。
香りが部屋の外までただよっています。
(8㎏のうち、最後のふり塩分500gを除いておく)
米麹に混ぜ込んでいきます。
お豆を煮て、蒸らし終わったら
蒸気を出して空気圧を下げていきます。
舌でつぶれるぐらいやわらかく、
このままたくさん食べたいですが、
バットにあけてよく冷まします。
少しづつ丸めてミンチ機にかけます。
ちょうどハンバーグの種ぐらいのかたさですね。
今度は樽につめていきます。
上からぎゅうぎゅう押し付けます。
表面をらにしてから、ふり塩の溝をつけます。
樽のうちがわにたたきつけるようにします。
お塩がついているとカビないのです。
仕込みはここまでで 終了!
あとは蓋をして持ち帰り、
表面にぴったりとラップを敷いてから
糠袋 を載せました。
空気が入るとお味噌がかびてしまうので、これも大事な作業です。
半年ぐらいでおいしいお味噌が食べられますよ。
まちどおしいです。
糠袋の作り方
円形の布を二枚用意し、少し残して周りをぐるっと縫って布袋をつくります。
その中に炒り糠に塩を混ぜた物を詰めて、クッションのように口を閉じつけます。
おまけ
朝九時開始で、
仕込みも後片付けもお掃除も、ぜーんぶ終わったら
もう二時をまわっていました。
お昼抜きでがんばったので、みんなで持ち寄ったおやつのおいしかったこと。
Sさんは台湾の電気ポット持参で、 「貴妃」など三種の中国茶をいれてくれました。
疲れがふーっと癒されました。
いいメンバーの中にいれていただき、三日間とても楽しく過ぎ
お味噌の仕込みも無事終わりました。
みなさんありがとうございました!
ほりけんさま
nice!をいただきありがとうございました!
by cinnamon-cardamon (2010-11-15 16:47)
真剣な手作り風景に見入りました。
どんなお味噌汁ができるんだろうと、興味深々。
手作りされて15年とはもうプロですね。お友達の方ですね。
by KAORU (2010-11-16 10:28)
KAORUさーん
お久しぶり。
バリ旅行の記事楽しく拝見しましたよ。
お味噌は麹が多めでやさしい味です。
お野菜の味やかおりがほわっとひきたつお味噌汁になりますよ。
Tさんはお友達なんて恐れ多いです。
年はそんなに変わりませんが、師匠です。
今回はようやくやく師匠の手を離れました。
by cinnamon-cardamon (2010-11-16 10:59)