春節の台湾へ その６ 十分で放天燈

十分駅　に着きました。

いよいよですよー。わーい　わくわく♪

駅はものすごい人出。

 

人波に呑み込まれ、そのまま老街（昔からの商店街）の方へ向かって押し出されます。

 

電車が通り過ぎたので、

プラットフォームからすぐの線路上ではやくも天燈をあげている人たちがいますよ。

 

 

十分老街　は道路ではなく線路を真ん中にして、両側に商店が立ち並んでいます。

少しずつ日が暮れてきて、ひとつ、またひとつと天燈が上がり始めました。

 

 

メイン会場は十分の広場なのですが、そこまでは歩いて１５分以上かかるそうです。

おまけに雲行きもあやしくなってきたので

「ここでもう上げちゃおう」という人がどんどん増えてきました。

 

通路はとても混みあっていて、広場まではなかなか行けそうにありません。

私たちもここで上げようかな。

まずは天燈を買いましょう。

 

何軒ものお店の前に、折りたたんだ天燈がたくさん積みあがっていて

（天燈は紙風船を大きくしたようなかんじですよ）

お客さんがそれぞれ好きな色を選ぶと、

お店の人がハンガーラックみたいなのに大きい洗濯ばさみで留めてくれます。

そしたら筆を借りてお願い事を書くのです。四面あるのでそれぞれに書きます。

 

墨がだいたい乾いたら再びお店の人にたのむと、

油を染み込ませた紙のお金を、天燈の内側に手際よくセットしてくれます。

固形燃料を使うのかと思ってましたが

なるほどねー。

これならご先祖の霊もなぐさめられますね。

そして火をつけてもらい、

中の空気が温まって天燈が膨らむまで待って（ドキドキしますよー）

いちにのさんでぱっと手を離すと

すすーっと上がって行って、

 

あっという間に空のかなたへ。

 

よかったー。上がったー。

どうかお願い事がかないますように。

 

中には火をつけたとたん上がる前に燃えちゃってるのや、

屋根に引っかかってそこで燃え尽きてしまう天燈もあります。 

後ろに見えるのが洗濯ばさみでとめてある天燈です

 

老街では食べ物やさんも大賑わいです。

 

 

 

そのうちに雨がぽつぽつと降り出しましたが、

天燈の数はどんどん増えて、まるで夜空の星みたいです。

 

 

 

 

 

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メイン会場に行けばもっと盛大でもっとたくさんの天燈が見られたと思うのですが、

（You Tubeのような画像を期待してたみなさん、ごめんなさい。）

「線路上で上げる」というのもなかなかできない面白い経験でした。

なにより老街の古い建物に囲まれて、

ささやかでもしみじみと味わうことができてよかったです。

 

天燈は、春節のときでなくても、お店でたのめばいつでも上げられるそうです。

もしチャンスがあったらぜひトライしてみて！

 

タグ：台湾 元宵節 天燈 平渓線 十分

コメント 7

すごく賑わってますね^^
熱気球みたいですごく楽しそうです♪
by とみっち (2011-03-03 15:15) 

飛騨の忍者ぼぼ影さま

nice!をありがとうございました♪
by cinnamon-cardamon (2011-03-04 07:18) 

とみっちさま

いつも見てくださってありがとうございます♪
ちゃんと上がってうれしかったです。
by cinnamon-cardamon (2011-03-04 07:19) 

あんぱんち～さま

nice!をありがとうございました♪
by cinnamon-cardamon (2011-03-06 21:12) 

夕方の空に上がっていく天燈、とってもきれいですね！
これは本当にワクワクするイベントですね。
お願いごと、叶いますように・・・♪♪
by コリンママ (2011-03-07 01:14) 

コリンママさん

ありがとうございます。
いっぱいお願い事しちゃいました。
by cinnamon-cardamon (2011-03-08 14:05) 

やまびこ３さま

nice!をありがとうございました♪
by cinnamon-cardamon (2011-03-11 20:36)