8月の剪紙教室は… [梅舎茶館の剪紙教室]
今月は剪紙教室も夏休みですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
立秋はとうに過ぎましたが、まだまだ暑いので
金魚の剪紙を切ってみました。
タイトルは 「金玉満堂」
文字だけ見たら びっくり~! かもしれませんが
「きんぎょくまんどう」 (中国語では「ジンユーマンタン」)と読んで、
「お金や財宝がおうちの中にあふれるほどいっぱい」 という意味です。
「金」は「黄金」と「お金」のことで、
「玉(ぎょく)」は石の中でも美しいものをいうそうです。、翡翠(ひすい)は有名ですね。
中国のひとたちは、キラキラの宝石よりもこの「玉」を珍重するそうです。
「水の中を泳ぐ金魚」のデザインがなぜ「金玉満堂」になるのかというと、
「金玉」と「金魚」の発音が似ているからです。
また「家」を意味する「堂」と、「池」や「金魚鉢」を意味する「塘」は同じ発音です。
というわけで「金玉満堂」にはとても欲張りなお願いが隠されているのですね。
ちなみに「ガソリン満タン」の「タン」はタンクのことで、「満堂」とは全く関係ないみたいです。
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